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臥薪甞胆
ふりがな文庫
“臥薪甞胆”の読み方と例文
読み方
割合
がしんしょうたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がしんしょうたん
(逆引き)
ここまで読みかけると、万吉の胸が処女のように
躍
(
おど
)
った。彼にも足かけ十年
臥薪甞胆
(
がしんしょうたん
)
の事件がある。それへ一
縷
(
る
)
の
曙光
(
しょこう
)
を見出したのだ。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
時下秋冷の
候
(
こう
)
に
候
(
そろ
)
処貴家益々御隆盛の段
奉賀上候
(
がしあげたてまつりそろ
)
陳
(
のぶ
)
れば本校儀も御承知の通り一昨々年以来二三野心家の為めに妨げられ一時其極に達し
候得共
(
そうらえども
)
是れ皆
不肖針作
(
ふしょうしんさく
)
が足らざる所に起因すと存じ深く
自
(
みずか
)
ら
警
(
いまし
)
むる所あり
臥薪甞胆
(
がしんしょうたん
)
其の
苦辛
(
くしん
)
の結果
漸
(
ようや
)
く
茲
(
ここ
)
に独力以て我が理想に適するだけの校舎新築費を
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それでは、きょうまでの
臥薪甞胆
(
がしんしょうたん
)
、
伊那丸君
(
いなまるぎみ
)
のおこころざし、すべては
水泡
(
すいほう
)
となり、また
世
(
よ
)
の笑われぐさにすぎぬものとなる
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
臥薪甞胆(がしんしょうたん)の例文をもっと
(3作品)
見る
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
薪
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
甞
部首:⽢
13画
胆
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
“臥薪”で始まる語句
臥薪嘗胆
臥薪
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臥薪嘗胆
臥薪
薪胆
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夏目漱石