“がしんしょうたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
臥薪嘗胆87.0%
臥薪甞胆13.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずくんぞ知らん。この間にあって道庵先生は臥薪嘗胆がしんしょうたんの思いをして、復讐の苦心をしていたのであります。
その昔、南朝の遺臣、足助次郎重範の一族が、段々山麓さんろくから山づたいに逃れ、此処ここに落ちのびて臥薪嘗胆がしんしょうたん、樵夫や百姓に身をやつして生活の基礎を築いたのが起源とされている。
本所松坂町 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
それでは、きょうまでの臥薪甞胆がしんしょうたん伊那丸君いなまるぎみのおこころざし、すべては水泡すいほうとなり、またの笑われぐさにすぎぬものとなる
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)