“山麓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんろく98.1%
やまもと1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恵那山の谷の雪が溶けはじめた季節を迎えて、山麓さんろくにある馬籠の宿場も活気づいた。伊勢参りは出発する。中津川商人はやって来る。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
こうして、なお、直接攻撃の部署ぶしょもそれぞれ決めた上、大将佐々さっさ成政は、城の正面、坪井山をうしろに、その山麓さんろくを、本陣とさだめて
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あられなす矢玉の中は越えくれどすすみかねたるこま山麓やまもと
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)