“大洪水”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
だいこうずい	60.0%
おおみず	33.3%
だいこうずゐ	6.7%

だいこうずい

そうです、いままでにこの月の体験しなかったことがあるでしょうか！　ノアの大洪水（だいこうずい）のときにも、その水の上を帆走（ほばし）ったのです。

絵のない絵本：01 絵のない絵本 (新字新仮名) ／ ハンス・クリスチャン・アンデルセン(著)

おおみず

地震と、大洪水（おおみず）と、火とが、一緒に来たように市中は昏迷（こんめい）している。大坂城はどっしりと宵の空に構えてはいるけれど誰も頼みには思わなかった。

松のや露八 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

だいこうずゐ

大洪水（だいこうずゐ）に洗はれて、さつぱりとしたお月さま

牧羊神 (旧字旧仮名) ／ 上田敏(著)

“大洪水”の解説

大洪水（だいこうずい）とはしばしば、天誅として文明を破壊するために神々によって起こされたとする神話・伝説上の洪水を指す。洪水説話、洪水神話と呼ばれる。
大洪水（洪水神話、洪水伝説）は、世界の諸神話に共通して見られるテーマであり、聖書（旧約聖書）『創世記』のノアやノアの方舟、インド神話、ヒンドゥー教のプラーナのマツヤ、ギリシャ神話のデウカリオーン、および『ギルガメシュ叙事詩』のウトナピシュティムの物語は、よく知られた神話である。過去現在の世界の文化のうち大部分が、古い文明を壊滅させる「大洪水」物語を有している。
(出典:Wikipedia)

大	常用漢字 小１ 部首:⼤ 3画
洪	常用漢字 中学 部首:⽔ 9画
水	常用漢字 小１ 部首:⽔ 4画