“帆走”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほばし40.0%
はし20.0%
はんそう20.0%
セイリング10.0%
はい10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうです、いままでにこの月の体験しなかったことがあるでしょうか! ノアの大洪水だいこうずいのときにも、その水の上を帆走ほばしったのです。
東部諸州の小さい川を通った時、それはあまりに小さいので、ちょうど魔法船が陸の牧場ぼくじょうや麦畑の中を帆走はしって行くように見えた。舟は二人乗として快適なものであった。
こうして、はてもない空と水ばかりを見て、帆走はんそうをつづけ、二月もすぎて、三月十五日となった。この日の午後二時、西北の水平線に、一筋たちのぼる黒煙をみとめた。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
「昨夜、ああ左様ですか」と今度は夫人へ、「ではもう一度お訊ねしますが、昨晩御主人は、お独りで帆走セイリングに出られたんですな?」
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
おす風とつれて朝の港を帆走はいいづるよ。
首里城 (新字旧仮名) / 世礼国男(著)