帆走はんそう)” の例文
こうして、はてもない空と水ばかりを見て、帆走はんそうをつづけ、二月もすぎて、三月十五日となった。この日の午後二時、西北の水平線に、一筋たちのぼる黒煙をみとめた。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
帆走はんそうを主として、補助機関が附してあること。
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)