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疑心
ふりがな文庫
“疑心”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぎしん
75.0%
うたがひ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎしん
(逆引き)
その引戸が閉まると同時に、女房は何故か
一抹
(
いちまつ
)
の
疑心
(
ぎしん
)
を感じて、念のため女湯の方を見廻りたいと思った。が、その時、男湯の方から主人の声が聴こえて来た。
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
も
只
(
たゞ
)
には
聞
(
き
)
かず
鼠
(
ねづみ
)
の
荒
(
あ
)
れにも
耳
(
みゝ
)
そばだてつ
疑心
(
ぎしん
)
は
暗鬼
(
あんき
)
を
生
(
しやう
)
ずる
奧
(
おく
)
の
間
(
ま
)
に
其人
(
そのひと
)
現在
(
げんざい
)
坐
(
ざ
)
すを
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
疑心(ぎしん)の例文をもっと
(3作品)
見る
うたがひ
(逆引き)
其人がわざ/\やつて来るとは——丑松は客を自分の部屋へ通さない前から、
疑心
(
うたがひ
)
と
恐怖
(
おそれ
)
とで
慄
(
ふる
)
へたのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
講師の中に賤民の子がある。是噂が全校へ
播
(
ひろが
)
つた時は、一同
驚愕
(
おどろき
)
と
疑心
(
うたがひ
)
とで動揺した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
疑心(うたがひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“疑心”の意味
《名詞》
疑 心(ぎしん)
疑う心。疑い。
; 例
【仏教用語】根本煩悩のひとつ。仏教の真理に対して、疑いの心をもつこと。疑。
(出典:Wiktionary)
疑
常用漢字
小6
部首:⽦
14画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“疑心”で始まる語句
疑心暗鬼
検索の候補
猜疑心
疑心暗鬼
狐疑心
嫌疑心
疑懼心
“疑心”のふりがなが多い著者
作者不詳
樋口一葉
島崎藤村
海野十三