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疑心
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うたがひ
ふりがな文庫
“
疑心
(
うたがひ
)” の例文
其人がわざ/\やつて来るとは——丑松は客を自分の部屋へ通さない前から、
疑心
(
うたがひ
)
と
恐怖
(
おそれ
)
とで
慄
(
ふる
)
へたのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
講師の中に賤民の子がある。是噂が全校へ
播
(
ひろが
)
つた時は、一同
驚愕
(
おどろき
)
と
疑心
(
うたがひ
)
とで動揺した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
それとも、また、自分の心の迷ひであらうか。といろ/\に想像して見て、
終
(
しまひ
)
には
恐怖
(
おそれ
)
と
疑心
(
うたがひ
)
とで夢中になつて、『
阿爺
(
おとつ
)
さん、阿爺さん。』と自分の方から
目的
(
あてど
)
もなく呼び返した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“疑心”の意味
《名詞》
疑 心(ぎしん)
疑う心。疑い。
; 例
【仏教用語】根本煩悩のひとつ。仏教の真理に対して、疑いの心をもつこと。疑。
(出典:Wiktionary)
疑
常用漢字
小6
部首:⽦
14画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“疑心”で始まる語句
疑心暗鬼