“嫌疑心”の読み方と例文
読み方割合
けんぎしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とかく答えました。大王は静かに聞いて居られましたが、私の説明を聞き終って余程日本の国事探偵であるという嫌疑心けんぎしんが薄らいだようになって来たです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
大王殿下は私が日本の国事探偵であるという嫌疑心けんぎしんは大いに氷解したようですけれども、私がここに〔二〕十日間ばかり住んで居った間に何をして居ったかということをよく知られなかったと見えて
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)