“開發”の読み方と例文
新字:開発
読み方割合
かいはつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それやこれやの關係かんけいで、日本につぽん地震學ぢしんがく開發かいはつくにといはれてゐるのであるが、しか其開發者そのかいはつしやおも人々じんこう外國人がいこくじんとくにイギリスじんであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
然樣さういふ價値無きに近き言も有るが、決氣篇に見えた精、氣、津、液、血、脈の六者の一たる氣は、上焦じやうせう開發かいはつして、五穀の味を宣し、膚に薫し身に充ち毛を澤す、霧露の漑ぐが如し
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
書物しよもつと、あをかさけたランプとのほかには、また何物なにものらぬかとおもはるるしづけさ。院長ゐんちやう可畏むくつけき、無人相ぶにんさうかほは、人智じんち開發かいはつかんずるにしたがつて、段々だん/\やはらぎ、微笑びせうをさへうかべてた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)