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可畏
ふりがな文庫
“可畏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おそろ
36.4%
こわ
36.4%
むくつけ
18.2%
こは
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おそろ
(逆引き)
「K君、
幽
(
ふか
)
い谷だね。」と私は筋違に向ひ合つて居る友達の方を見て言出した。「景色が好いなんていふところを通越して、
可畏
(
おそろ
)
しいやうな谷だね。」
伊豆の旅
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
可畏(おそろ)の例文をもっと
(4作品)
見る
こわ
(逆引き)
「あの
可畏
(
こわ
)
い阿爺が生きていて、私達の
為
(
し
)
てることを見ようものなら、それこそ大変です。弓の折かなんかで
打
(
ぶ
)
たれるような目に逢います」
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
可畏(こわ)の例文をもっと
(4作品)
見る
むくつけ
(逆引き)
此
(
こ
)
の
書物
(
しよもつ
)
と、
青
(
あを
)
い
傘
(
かさ
)
を
掛
(
か
)
けたランプとの
外
(
ほか
)
には、
世
(
よ
)
に
又
(
また
)
何物
(
なにもの
)
も
有
(
あ
)
らぬかと
思
(
おも
)
はるる
靜
(
しづ
)
けさ。
院長
(
ゐんちやう
)
の
可畏
(
むくつけ
)
き、
無人相
(
ぶにんさう
)
の
顏
(
かほ
)
は、
人智
(
じんち
)
の
開發
(
かいはつ
)
に
感
(
かん
)
ずるに
從
(
したが
)
つて、
段々
(
だん/\
)
と
和
(
やはら
)
ぎ、
微笑
(
びせう
)
をさへ
浮
(
うか
)
べて
來
(
き
)
た。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
可畏(むくつけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
こは
(逆引き)
今日とても矢張自分等の時代で有ると言ひたいが、実は
何時
(
いつ
)
の間にか世の中が
変遷
(
うつりかは
)
つて来た。何が
可畏
(
こは
)
いと言つたつて、新しい時代ほど可畏いものは無い。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
可畏(こは)の例文をもっと
(1作品)
見る
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
畏
常用漢字
中学
部首:⽥
9画
“可”で始まる語句
可
可笑
可愛
可憐
可哀
可恐
可厭
可怪
可成
可惜
“可畏”のふりがなが多い著者
島崎藤村
アントン・チェーホフ
二葉亭四迷