“鋳潰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつぶ85.7%
ちゅうかい14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この艇内に青春を鋳潰いつぶすと決ったことの悒鬱ゆううつさで、機嫌はよくなかったので、魚戸と喋ることは僕の方からも避けていたといえる。
宇宙尖兵 (新字新仮名) / 海野十三(著)
これは誰でも考えることで、今度の犯人もその一つをえらんだであろうと察せられるが、そのほかの方法はその小判を鋳潰いつぶして地金じがねに変えてしまうことである。
半七捕物帳:47 金の蝋燭 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
帝はこの黄金をどしどし鋳潰ちゅうかいして金貨を拵えました。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)