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鋳鉄
ふりがな文庫
“鋳鉄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いもの
40.0%
しゅてつ
20.0%
ちゅうてつ
20.0%
てつ
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いもの
(逆引き)
左側に御手洗、金燈籠、石燈籠、
狛犬
(
こまいぬ
)
が左右に建ち並んで、それから拝殿の
庇
(
ひさし
)
の下に
喰
(
くっ
)
つくようになって天水桶があった。その天水桶は
鋳鉄
(
いもの
)
であった。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
鋳鉄(いもの)の例文をもっと
(2作品)
見る
しゅてつ
(逆引き)
大いなる山、大いなる空、千里を
馳
(
か
)
け抜ける野分、八方を包む煙り、
鋳鉄
(
しゅてつ
)
の
咽喉
(
のんど
)
から
吼
(
ほ
)
えて飛ぶ
丸
(
たま
)
——これらの前にはいかなる偉人も偉人として認められぬ。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
鋳鉄(しゅてつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ちゅうてつ
(逆引き)
鋳鉄
(
ちゅうてつ
)
の階段や、ピカピカ光る真鍮や、マホガニイや、絨毯で飾られた
豪奢
(
ごうしゃ
)
な邸宅の中で、読みかけの本に向って欠伸をしながら
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
鋳鉄(ちゅうてつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
てつ
(逆引き)
鋳鉄
(
てつ
)
の
小板
(
こざね
)
がキラキラと閃めき、長劔が鞍にあたつて音を立てる。兜が揺れあがり、口髭は黒ずみ、両眼は瞑られて、睫毛が伏さつてゐる——彼はまどろんだまま、夢うつつで手綱を握つてゐるのだ。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:03 怖ろしき復讐
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
鋳鉄(てつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鋳鉄”の意味
《名詞》
鋳鉄(ちゅうてつ)
2.0-3.0パーセント以上の炭素のほかに少量の珪素やマンガンなどを含む鉄の合金。
(出典:Wiktionary)
“鋳鉄”の解説
鋳鉄(ちゅうてつ、いてつ)とは、
通俗的には、鉄を使った鋳物製品全般、またそこに用いられている鉄のこと。
学術・産業上は、炭素 Cを2.14 - 6.67%、ケイ素 Siを約1 - 3%の範囲で含む鉄 Feの三元合金からなる炭素を多く包含する鋼の意味。
以下、後者について解説する。
(出典:Wikipedia)
鋳
常用漢字
中学
部首:⾦
15画
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
“鋳”で始まる語句
鋳
鋳物
鋳型
鋳掛屋
鋳物師
鋳造
鋳潰
鋳出
鋳金
鋳直
“鋳鉄”のふりがなが多い著者
ニコライ・ゴーゴリ
長谷川時雨
夏目漱石
田中貢太郎