“宕陰”の読み方と例文
読み方割合
とういん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
境内また大概おおよそ旧に依りて存せらるゝを以て、塩谷しおのや宕陰とういん二十勝記のおもかげの残れるかたも少からず。
水の東京 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
その中には漢学者では息軒そっけん鶴梁かくりょう宕陰とういん、詩人では五山、星巌、枕山、湖山、画家では老山、柳圃、晴湖等その他各方面の一流の近代名家の揮毫きごうがあって、一枚々々随意のものをがして売っていた。