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大略
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たいりやく
ふりがな文庫
“
大略
(
たいりやく
)” の例文
かゝる
光景
(
ありさま
)
は雪にまれなる
暖
(
だん
)
国の
風雅人
(
ふうがじん
)
に見せたくぞおもはるゝ。
凡
(
およそ
)
ちゞみを
晒
(
さらす
)
には
種々
(
しゆ/″\
)
の
所為
(
しわざ
)
あれども、こゝには其
大略
(
たいりやく
)
をしるすのみ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
斯
(
か
)
ういふ
風
(
ふう
)
に、
何
(
なん
)
ぞ
事故
(
じこ
)
が
出來
(
でき
)
て、
役所
(
やくしよ
)
の
退出
(
ひけ
)
からすぐ
外
(
ほか
)
へ
回
(
まは
)
つて
遲
(
おそ
)
くなる
場合
(
ばあひ
)
には、
何時
(
いつ
)
でも
其
(
その
)
顛末
(
てんまつ
)
の
大略
(
たいりやく
)
を、
歸宅
(
きたく
)
早々
(
さう/\
)
御米
(
およね
)
に
話
(
はな
)
すのを
例
(
れい
)
にしてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
譽稱
(
ほめたゝ
)
へて止まざりける此の時村人與惣次に申しけるは人家の
女房
(
にようばう
)
は
眞棒
(
しんぼう
)
なり傳吉殿も今江戸より戻り
大略
(
たいりやく
)
元の身代に成らんとなす
折柄
(
をりから
)
女房が無ては萬事
不都合
(
ふつがふ
)
ならん夫に付此方のお專殿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“大略”の意味
《名詞》
大略(たいりゃく)
優れた知略。
大要。あらまし。
《形容動詞》
おおよそ。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
略
常用漢字
小5
部首:⽥
11画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫