“可怕(おそろ)” の例文
然し今でも真夜中にふと眼を醒(さ)ますと酒も大略(あらまし)醒めていて、眼の先を児を背負(おぶ)ったお政がぐるぐる廻って遠くなり近くなり遂に暗の中に消えるようなことが時々ある。然し別に可怕(おそろ)しくもない。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)