“窟戸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いはと20.0%
いはやど20.0%
いわと20.0%
いわやど20.0%
イハト20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死人・惚(ホ)け人の為には游離魂を身中にとり込めて、甦生する鎮魂(タマフリ)の本縁なる天ノ窟戸(いはと)の詞章、家屋の精霊なる火の来歴と其弱点とを指摘して、其災ひせぬ事を誓はせる火生みの詞章、——此等が
窟戸(いはやど)にたたして、——
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
「えゝ毎度伺いますが、兎角此の殿方のお失策(しくじり)は酒と女でげして、取り分け御婦人の勢力と申したら大したものでげす。我が国は天(あま)の窟戸(いわと)の始まりから『女ならでは夜の明けぬ国』などと申しまする。………」
幇間 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
人は想像をめぐらしてその隠れの里を執著の窟(いわや)に求めても好い。その執著の窟戸(いわやど)を折々開けて、新機運に促されつつ進展して行く人の世の風光を心ゆくばかり打眺めて佇(たたず)んでいる姿がある。
而も此天(アマ)ノ窟戸(イハト)の物語を中心にした鎮魂の呪言に、其誘因として語られた天つ罪及び祓(ハラ)へ・贖(アガナ)ひの起原を説く物語、更に魂戦(モノアラソヒ)の女軍(メイクサ)の由来に関聯した天孫降臨の大事などが