“窟中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くっちゅう50.0%
くつちゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あやまちにせよここを開けば、窟中くっちゅうの魔王は、時をえたりと、人界へ躍りでて、世路せろのみだれは申すもおろか、人間の智恵、内臓のうちにまでひそんで、長く取り返しもつくまいぞ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これは白くない、少し灰色がかった黒みの岩であってその窟中くつちゅうにはゲロン・リンボチェのお弟子が住んで居る、其窟そこへまず案内してくれたです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)