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世路
ふりがな文庫
“世路”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せいろ
76.5%
せろ
23.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいろ
(逆引き)
彼が身に
舐
(
な
)
めてきた
世路
(
せいろ
)
の盲人の生き難い
相
(
すがた
)
から常に考えさせられていたものを、将軍家へ献策して、その結果、ひとつの盲官組織と
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
余
(
よ
)
前年
(
さきのとし
)
江戸に
在
(
あり
)
し時右の事を
先
(
さき
)
の
山東翁
(
さんとうをう
)
にかたりしに、
翁
(
をう
)
曰
(
いはく
)
世路
(
せいろ
)
の
灘
(
なだ
)
は
総滝
(
そたき
)
よりも危からん、世は
足
(
あし
)
もとを見て
渡
(
わた
)
るべきにやとて
笑
(
わら
)
へり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
世路(せいろ)の例文をもっと
(13作品)
見る
せろ
(逆引き)
平素その心を失はずば半生
世路
(
せろ
)
の辛苦は万巻の書を読破するにもまさりて真に深く人生に触れたる雄篇大作をなす
基
(
もとい
)
ともなりぬべし。
小説作法
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
そんな
熾烈
(
しれつ
)
な望みはおろか会わない間の辛さ、
世路
(
せろ
)
にまよう身のかなしさ、武蔵の
情
(
つれ
)
ないこと——なに一つとしていえないのだった。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
世路(せろ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“世路”の意味
《名詞》
世の中を生きていく道。世途。
(出典:Wiktionary)
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“世”で始まる語句
世
世界
世間
世話
世帯
世人
世辞
世嗣
世故
世子
検索の候補
浮世小路
観世新路
“世路”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
徳富蘇峰
尾崎紅葉
山東京山
吉川英治
上田敏
永井荷風