“活惚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かっぽれ40.0%
かっぽ20.0%
かつぽれ20.0%
カツポレ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたかも活惚かっぽれ坊主がスネークのひと手を学び得たるかのごとき奇々怪々の演舞を示して、渓水翁と私とを笑殺せしめた。
寄席行灯 (新字新仮名) / 正岡容(著)
まず御定おきまりの活惚かっぽれの小屋が掛かる。するとデロレン祭文さいもんが出来る(これは浪花節なにわぶしの元です)。いずれも葭簀張よしずばりの小屋掛け。
そとには三味線のじめも投げやりに、町の娘たちは觀音さまの紅い提燈に結びたての髪を匂はしながら、華やかに肩肌脱ぎの一列いちれつになつてあの淫らな活惚かつぽれを踊つてゐた。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
活惚カツポレ活惚カツポレ、何処かでまだ三味線を弾いてゐる。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)