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歩哨
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ほせう
ふりがな文庫
“
歩哨
(
ほせう
)” の例文
歩哨
(
ほせう
)
は剣をかまへて、じつとそのまつしろな太い柱の、大きな屋根のある工事をにらみつけてゐます。
朝に就ての童話的構図
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
兵営
(
へいえい
)
の
高塀
(
たかべい
)
と
歩哨
(
ほせう
)
の
銃剣
(
じゅうけん
)
とはお
互
(
たがひ
)
の
連絡
(
れんらく
)
を
断
(
た
)
ってしまった
一九三二・二・二六:―白テロに斃た××聯隊の革命的兵士に―
(新字旧仮名)
/
槙村浩
(著)
歩哨
(
ほせう
)
は時の
食
(
しよく
)
を
喫
(
きつ
)
す。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
苔
(
こけ
)
いちめんに、霧がぽしやぽしや降つて、
蟻
(
あり
)
の
歩哨
(
ほせう
)
は、鉄の帽子のひさしの下から、するどいひとみであたりをにらみ、青く大きな
羊歯
(
しだ
)
の森の前をあちこち行つたり来たりしてゐます。
朝に就ての童話的構図
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
おとろへた
眼
(
め
)
を
歩哨
(
ほせう
)
の
掲
(
かゝ
)
げた
燈
(
ともしび
)
に
投
(
な
)
げ
生ける銃架:――満洲駐屯軍兵卒に――
(新字旧仮名)
/
槙村浩
(著)
▼ もっと見る
歩哨
(
ほせう
)
の
鋭
(
するど
)
い
叫
(
さけ
)
びが
彼
(
かれ
)
の
耳
(
みゝ
)
を
衝
(
つ
)
いた
生ける銃架:――満洲駐屯軍兵卒に――
(新字旧仮名)
/
槙村浩
(著)
歩
常用漢字
小2
部首:⽌
8画
哨
漢検準1級
部首:⼝
10画
“歩哨”で始まる語句
歩哨兵