“オイノ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:おいの
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
オイノは、どうしたらいゝか困つたといふやうにしばらくきよろ/\してゐましたが、たうとうみんないちどに森のもつと奥の方へ逃げて行きました。
狼森と笊森、盗森 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
急いでそつちへ行つて見ますと、すきとほつたばら色の火がどん/\燃えてゐて、オイノ九疋くひき、くる/\/\、火のまはりを踊つてかけ歩いてゐるのでした。
狼森と笊森、盗森 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
急いでそっちへ行って見ますと、すきとおったばら色の火がどんどん燃えていて、オイノ九疋くひき、くるくるくるくる、火のまわりをおどってかけ歩いているのでした。
狼森と笊森、盗森 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
すると、すぐオイノ九疋くひき出て来て、みんなまじめな顔をして、手をせわしくふって云いました。
狼森と笊森、盗森 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
オイノ共は九疋共もう出て待つてゐました。そしてみんなを見て、フツと笑つて云ひました。
狼森と笊森、盗森 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
オイノ共は九疋共もう出て待っていました。そしてみんなを見て、フッと笑っていました。
狼森と笊森、盗森 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)