おゝかみ)” の例文
もとからせていた父は、一層痩せて眼が落ちくぼみ、銀色のひげをぼう/\と生やして、今までていたのが起きたところらしく、おゝかみのような恰好かっこうをして枕もとにすわっていたが
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)