“狼毒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らうどく66.7%
マンドラゴラ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(文海披沙)されば獣中じうぢゆうもつとも可悪にくむべきおほかみなり。ひそか以為おもへらく、狼は狼にして狼なれども、人にして狼なるはよく狼をかくすゆゑ、狼なるをみせず。これがため狼毒らうどくをうくる人あり。
(文海披沙)されば獣中じうぢゆうもつとも可悪にくむべきおほかみなり。ひそか以為おもへらく、狼は狼にして狼なれども、人にして狼なるはよく狼をかくすゆゑ、狼なるをみせず。これがため狼毒らうどくをうくる人あり。
茲には一々これを書き記すことは出来ないから、欧洲の文学などに最も屡々現はれて来る狼毒マンドラゴラに関する迷信に就て述べて見ようと思ふ。
毒と迷信 (新字旧仮名) / 小酒井不木(著)