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赤蟻
ふりがな文庫
“赤蟻”の読み方と例文
読み方
割合
あかあり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかあり
(逆引き)
彼女はもう泣く事にも
飽
(
あ
)
いたのか、五月の
冷々
(
ひえびえ
)
とした
畳
(
たたみ
)
の上にうつぶせになって、小さい
赤蟻
(
あかあり
)
を一
匹
(
ぴき
)
一匹指で追っては殺していた。
魚の序文
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
冬なのに蛇トカゲの
爬虫類
(
はちゅうるい
)
がうようよ這いまわり、
毒蛾
(
どくが
)
、サソリ、
赤蟻
(
あかあり
)
、種類も知れぬ毒虫が群れをなして兵の眠りまで苦しめる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……
何
(
なん
)
と、
其
(
そ
)
の
兩足
(
りやうあし
)
から、
下腹
(
したばら
)
へ
掛
(
か
)
けて、
棕櫚
(
しゆろ
)
の
毛
(
け
)
の
蚤
(
のみ
)
が、うよ/\ぞろ/\……
赤蟻
(
あかあり
)
の
列
(
れつ
)
を
造
(
つく
)
つてる……
私
(
わたし
)
は
立窘
(
たちすく
)
みました。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
赤蟻(あかあり)の例文をもっと
(8作品)
見る
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
蟻
漢検準1級
部首:⾍
19画
“赤”で始まる語句
赤
赤児
赤子
赤蜻蛉
赤裸
赤銅
赤煉瓦
赤毛布
赤城
赤飯
“赤蟻”のふりがなが多い著者
末吉安持
国木田独歩
泉鏡太郎
林芙美子
泉鏡花
吉川英治
海野十三
太宰治