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立窘
ふりがな文庫
“立窘”の読み方と例文
読み方
割合
たちすく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちすく
(逆引き)
……
何
(
なん
)
と、
其
(
そ
)
の
兩足
(
りやうあし
)
から、
下腹
(
したばら
)
へ
掛
(
か
)
けて、
棕櫚
(
しゆろ
)
の
毛
(
け
)
の
蚤
(
のみ
)
が、うよ/\ぞろ/\……
赤蟻
(
あかあり
)
の
列
(
れつ
)
を
造
(
つく
)
つてる……
私
(
わたし
)
は
立窘
(
たちすく
)
みました。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「両親も知りませんが、
主人
(
あるじ
)
は
酷
(
ひど
)
い目に逢わせますのでございますよ。」としめ木にかけられた様に袖を絞って
立窘
(
たちすく
)
むと
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
東西も
弁
(
わきま
)
えぬこの
荒野
(
あれの
)
とも存ずる空に、また、あの
怪鳥
(
けちょう
)
の鳶の無気味さ。早や、既に
立窘
(
たちすく
)
みにもなりましょうず処——
令嬢
(
おあねえさま
)
お姿を見掛けましたわ。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
立窘(たちすく)の例文をもっと
(11作品)
見る
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
窘
漢検1級
部首:⽳
12画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞
“立窘”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花