恩寵おんちよう)” の例文
われ君侯二代に仕へ、その恩寵おんちようかうむることすこぶるふかし。願はくば、死せむ後も、太守が江戸表参覲の節には、御行列を地下にて拝し、御武運を護らんと思ふなれ。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)