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おんどく
ふりがな文庫
“おんどく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
音読
50.0%
恩徳
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
音読
(逆引き)
スイセンは水仙を
音読
(
おんどく
)
した、そのスイセンが今日本の普通名となっているが、昔はわが
邦
(
くに
)
でこれを
雪中花
(
せっちゅうか
)
と呼んだこともあった。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
唯
(
と
)
、
遠
(
とほ
)
くに、
行々子
(
ぎやう/\し
)
が
鳴
(
な
)
きしきつて、こゝに
蛙
(
かはづ
)
がすだく——
其
(
そ
)
の
間
(
あひだ
)
を、わあーとつないで、
屋根
(
やね
)
も
門
(
もん
)
も
見
(
み
)
えないで、あの、
遅桜
(
おそざくら
)
の
山
(
やま
)
のうらあたり、
学校
(
がくかう
)
の
生徒
(
せいと
)
の、
一斉
(
いちどき
)
に
読本
(
とくほん
)
の
音読
(
おんどく
)
を
合
(
あ
)
はす
声
(
こゑ
)
。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
キキョウは
漢名
(
かんめい
)
、すなわち中国名である桔梗の
音読
(
おんどく
)
で、これが
今日
(
こんにち
)
わが
邦
(
くに
)
での
通名
(
つうめい
)
となっている。昔はこれをアリノヒフキと
称
(
とな
)
えたが、この名ははやくに
廃
(
すた
)
れて今はいわない。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
日本では、この中国名の秋海棠を
音読
(
おんどく
)
したシュウカイドウを、そのまま
和名
(
わめい
)
にしているが、さらにヨウラクソウ(
瓔珞草
(
ようらくそう
)
の意)、ナガサキソウ(長崎草の意)の別名があれど、一般にはいわない。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
おんどく(音読)の例文をもっと
(2作品)
見る
恩徳
(逆引き)
恩徳
(
おんどく
)
の金山もこれより山続きにて遠からず。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
恩徳
(
おんどく
)
の
金山
(
きんざん
)
もこれより山続きにて遠からず。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
おんどく(恩徳)の例文をもっと
(2作品)
見る
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