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鐵拳
ふりがな文庫
“鐵拳”のいろいろな読み方と例文
新字:
鉄拳
読み方
割合
てつけん
50.0%
かなこぶし
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てつけん
(逆引き)
『それ
此
(
この
)
拳骨
(
げんこつ
)
でも
喰
(
くら
)
へ。』と
大膽
(
だいたん
)
にも
鐵拳
(
てつけん
)
を
車外
(
しやぐわい
)
に
突出
(
つきだ
)
し、
猛獸
(
まうじう
)
怒
(
いか
)
つて
飛付
(
とびつ
)
いて
來
(
く
)
る
途端
(
とたん
)
ヒヨイと
其
(
その
)
手
(
て
)
を
引込
(
ひきこ
)
まして
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
彼
(
かれ
)
の
身
(
み
)
の
周
(
まは
)
りを
掃除
(
さうぢ
)
するニキタは、
其度
(
そのたび
)
に
例
(
れい
)
の
鐵拳
(
てつけん
)
を
振
(
ふる
)
つては、
力
(
ちから
)
の
限
(
かぎ
)
り
彼
(
かれ
)
を
打
(
う
)
つのであるが、
此
(
こ
)
の
鈍
(
にぶ
)
き
動物
(
どうぶつ
)
は、
音
(
ね
)
をも
立
(
た
)
てず、
動
(
うご
)
きをもせず、
眼
(
め
)
の
色
(
いろ
)
にも
何
(
なん
)
の
感
(
かん
)
じをも
現
(
あら
)
はさぬ。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
鐵拳(てつけん)の例文をもっと
(2作品)
見る
かなこぶし
(逆引き)
ざまを見ろ廻りの廻りの小佛と朋輩の鼻垂れに仕事の上の仇を返されて、
鐵拳
(
かなこぶし
)
に張たほす勇氣はあれど誠に父母いかなる日に失せて何時を精進日とも心得なき身の
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
鐵拳
(
かなこぶし
)
に
撲倒
(
はりたふ
)
す
勇氣
(
ゆうき
)
はあれど
誠
(
まこと
)
に
父母
(
ちゝはゝ
)
いかなる
日
(
ひ
)
に
失
(
う
)
せて
何時
(
いつ
)
を
精進日
(
しやうじんび
)
とも
心得
(
こゝろえ
)
なき
身
(
み
)
の、
心細
(
こゝろぼそ
)
き
事
(
こと
)
を
思
(
おも
)
ふては
干場
(
ほしば
)
の
傘
(
かさ
)
のかげに
隱
(
かく
)
れて
大地
(
だいぢ
)
を
枕
(
まくら
)
に
仰向
(
あふむ
)
き
臥
(
ふ
)
してはこぼるゝ
涙
(
なみだ
)
を
呑込
(
のみこ
)
みぬる
悲
(
かな
)
しさ
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
鐵拳(かなこぶし)の例文をもっと
(2作品)
見る
鐵
部首:⾦
21画
拳
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“鐵”で始まる語句
鐵
鐵瓶
鐵漿
鐵砲
鐵槌
鐵棒
鐵道
鐵砲玉
鐵檻車
鐵鎖
検索の候補
其鐵拳
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樋口一葉
アントン・チェーホフ