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ふりかへ
ふりがな文庫
“ふりかへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
振返
72.5%
振顧
10.0%
顧盻
5.0%
振回
2.5%
顧
2.5%
振替
2.5%
回顧
2.5%
振𢌞
2.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
振返
(逆引き)
振返
(
ふりかへ
)
り樣三刀四刀に切殺せり其中に下女は
表
(
おもて
)
へ
迯出
(
にげいで
)
人殺々々
(
ひとごろし/\
)
と
呼
(
よば
)
はりながら
金盥
(
かなだらひ
)
を
叩
(
たゝ
)
き立てしかば近隣の人々
馳付
(
はせつけ
)
る樣子を見て金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ふりかへ(振返)の例文をもっと
(29作品)
見る
振顧
(逆引き)
鈍い
歩調
(
あしどり
)
で二三十歩、
俛首
(
うなだ
)
れて歩いて居たが、
四角
(
よつかど
)
を右に曲つて、
振顧
(
ふりかへ
)
つてモウ社が見えない所に來ると、渠は遽かに顏を上げて、融けかかつたザクザクの雪を蹴散し乍ら、勢ひよく足を急がせて
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ふりかへ(振顧)の例文をもっと
(4作品)
見る
顧盻
(逆引き)
「
先
(
ま
)
ア黙つてろよ。」と亀井と呼ばれた男は
顧盻
(
ふりかへ
)
つて
較
(
や
)
や得意らしき微笑を浮べつ
貧書生
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
ふりかへ(顧盻)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
振回
(逆引き)
『さう言へばさうですな。』と背の高い雀部も
振回
(
ふりかへ
)
つた。『和服が三人に洋服が二人、
飲酒家
(
さけのみ
)
が二人に飲まずが三人。ははは。』
道
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『貴方が女だつたら、…………………………』四五間先にゐた目賀田が
振回
(
ふりかへ
)
つた。『……
飲酒家
(
さけのみ
)
の背高の赤髯へ、…………………………』
道
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ふりかへ(振回)の例文をもっと
(1作品)
見る
顧
(逆引き)
勘次
(
かんじ
)
が
顧
(
ふりかへ
)
つた
時
(
とき
)
、
彼
(
かれ
)
を
打棄
(
うつちや
)
つた
船
(
ふね
)
は
沈
(
しづ
)
んだ
霧
(
きり
)
に
隔
(
へだ
)
てられて
見
(
み
)
えなかつた。
彼
(
かれ
)
は
蜀黍
(
もろこし
)
の
幹
(
から
)
に
添
(
そ
)
うて
足趾
(
あしあと
)
に
從
(
したが
)
つて
遙
(
はるか
)
に
土手
(
どて
)
の
往來
(
わうらい
)
へ
出
(
で
)
た。
霧
(
きり
)
が一
遍
(
ぺん
)
に
晴
(
は
)
れた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
彼
(
かれ
)
は
心
(
こゝろ
)
づいた
時
(
とき
)
俄
(
にはか
)
に
怖
(
おそ
)
れたやうに
内儀
(
かみ
)
さんを
顧
(
ふりかへ
)
つてじやらりと
其
(
そ
)
の
錢
(
ぜに
)
を
財布
(
さいふ
)
の
底
(
そこ
)
へ
落
(
おと
)
した。(完)
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ふりかへ(顧)の例文をもっと
(1作品)
見る
振替
(逆引き)
僕は
何
(
なん
)
ともこたへずに、
振替
(
ふりかへ
)
の紙を出して見せた。振替の紙には
残酷
(
ざんこく
)
にも三円六十銭と書いてあつた。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
最初の原稿料を待つ気もちは売文の経験のない人には、ちよいと想像が出来ないかも知れない。僕も少し誇張すれば、
直侍
(
なほざむらひ
)
を待つ
三千歳
(
みちとせ
)
のやうに、
振替
(
ふりかへ
)
の来る日を待ちくらしたのである。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ふりかへ(振替)の例文をもっと
(1作品)
見る
回顧
(逆引き)
われ
回顧
(
ふりかへ
)
りしときわが見るもの變りゐたり、こは己の内に我を
容
(
い
)
れし温和なる第六の星の白さの爲なりき 六七—六九
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
ふりかへ(回顧)の例文をもっと
(1作品)
見る
振𢌞
(逆引き)
瀧口
今
(
いま
)
は、誰れ知れる人もなき跡ながら、昔の盛り忍ばれて、盡きぬ
名殘
(
なごり
)
に
幾度
(
いくたび
)
か
振𢌞
(
ふりかへ
)
りつ、持ちし
錫杖
(
しやくぢやう
)
重
(
おも
)
げに打ち鳴らして、何思ひけん、小松殿の
墓所
(
ぼしよ
)
指
(
さ
)
して立去りし頃は、
夜明
(
よあ
)
け
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
ふりかへ(振𢌞)の例文をもっと
(1作品)
見る
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かいこ
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ふりか
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ふりかへつ