“ふりか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
振掛40.0%
振返40.0%
撒布20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みどりを、片袖かたそでで胸にいだいて、御顔おんかおを少し仰向あおむけに、吉祥果きっしょうかの枝を肩に振掛ふりかけ、もすそをひらりと、片足を軽く挙げて、——いいぐさはつたないが、まいなどしたまうさま
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
真後ろの小川山だけが黒木を鎧うた尨大な山容を紺碧の空に悠然と横たえているのが、振返ふりかえるごとに目を楽しませたが、夫も押し寄せる雲の波を幾度か切り抜けた後、終に姿を没してしまった。
奥秩父の山旅日記 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
ロミオ ぢゃによって、かうしたあぢけた代物しろもの撒布ふりかけてゐるのぢゃ。