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撒布
ふりがな文庫
“撒布”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さんぷ
71.4%
さっぷ
7.1%
ふりか
7.1%
まい
7.1%
まきち
7.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんぷ
(逆引き)
火室の前の方に薄く、手前へ向って次第に厚くなるように
撒布
(
さんぷ
)
しなければならないと教えながらも、実際は反対の結果に終ったりする。
指導物語:或る国鉄機関士の述懐
(新字新仮名)
/
上田広
(著)
撒布(さんぷ)の例文をもっと
(10作品)
見る
さっぷ
(逆引き)
貴隊は
犬吠崎
(
いぬぼうさき
)
附近から陸上を東京に向かい、工業地帯たる
向島
(
むこうじま
)
区、
城東
(
じょうとう
)
区、
本所
(
ほんじょ
)
区、
深川
(
ふかがわ
)
区を空襲せよ。これがため一
瓩
(
キログラム
)
の焼夷弾約四十トンを
撒布
(
さっぷ
)
すべし!
空襲警報
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
撒布(さっぷ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふりか
(逆引き)
ロミオ ぢゃによって、かうした
味
(
あぢ
)
の
脱
(
ぬ
)
けた
代物
(
しろもの
)
に
撒布
(
ふりか
)
けてゐるのぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
撒布(ふりか)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
まい
(逆引き)
彼女は路傍の砂利積に
撒布
(
まい
)
た石灰の上に黒い
洋傘
(
コーモリ
)
を投げ出して、両袂を顔に当てながら泣きジャクリ始めた。
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
撒布(まい)の例文をもっと
(1作品)
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まきち
(逆引き)
雨
(
あめ
)
が
稀
(
まれ
)
にしんみりと
降
(
ふ
)
つても
西風
(
にしかぜ
)
は
朝
(
あさ
)
から一
日
(
にち
)
青
(
あを
)
い
常緑木
(
ときはぎ
)
の
葉
(
は
)
をも
泥
(
どろ
)
の
中
(
なか
)
へ
拗切
(
ちぎ
)
つて
撒布
(
まきち
)
らす
程
(
ほど
)
吹
(
ふ
)
き
募
(
つの
)
れば、それだけで
土
(
つち
)
はもう
殆
(
ほと
)
んど
乾
(
かわ
)
かされるのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
撒布(まきち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“撒布”の意味
《名詞》
撒布(稀:さっぷ、慣用:さんぷ :「散布」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
撒き散らすこと。振り撒くこと。
(出典:Wiktionary)
撒
漢検準1級
部首:⼿
15画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“撒”で始まる語句
撒
撒水
撒散
撒水夫
撒里矢爾酸曹達
撒乱
撒付
撒札
撒血
撒砂
“撒布”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
丘浅次郎
長塚節
柳田国男
吉川英治
原民喜
夢野久作
海野十三
野村胡堂
寺田寅彦