鉄道聯隊の兵隊さんを指導することになった。私には本当に久し振りであった。なんでも運転係の助役さんの話では、今度は特別よい機関士ばかりを指導者に選んだと云うことだが、私にしても大変嬉しいわけである。私もこれで三十年近くも機関士をやっているのだ …
| 著者 | 上田広 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
| 初出 | 「中央公論」1940(昭和15)年7月号 |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約36分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約59分(300文字/分) |
| 著者 | 上田広 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
| 初出 | 「中央公論」1940(昭和15)年7月号 |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約36分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約59分(300文字/分) |