“瓩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
キロ63.6%
キログラム36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ははあ、五三・三四〇キロですね……あ、この三八・二二〇キロと云うのは? ああ奥さんのですな。いやどうも、有難うございました」
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
……僕はあの頃から見ると五キロぐらゐ多かつたでせう。でも、もう駄目なの。……僕はあの頃から見ると五瓩はたつぷり減つてしまつたからなあ
恢復期 (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)
頭の上の大電灯の笠——摺硝子すりガラスに切子細工の飾を付けた、何キログラムとも知れぬのが、恐しい勢で頭の上へ落ちて来たのでした。
身代りの花嫁 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
人体は体重一キログラムについて一日二グラムの蛋白質があればよいという計算をした人がありますが、若し肺臓細胞の全部が窒素固定に従事したならば
人工心臓 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)