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振掛
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ふりか
ふりがな文庫
“
振掛
(
ふりか
)” の例文
自分
(
じぶん
)
に
返
(
かへ
)
りました
時
(
とき
)
、
兩臂
(
りやうひぢ
)
と、
乳
(
ちゝ
)
の
下
(
した
)
と、
手首
(
てくび
)
の
脈
(
みやく
)
と
方々
(
はう/″\
)
に
血
(
ち
)
が
浸
(
にじ
)
んで、
其處
(
そこ
)
へ
眞白
(
まつしろ
)
な
藥
(
くすり
)
の
粉
(
こな
)
が
振掛
(
ふりか
)
けてあるのが
分
(
わか
)
りました。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
みどり
児
(
ご
)
を、
片袖
(
かたそで
)
で胸に
抱
(
いだ
)
いて、
御顔
(
おんかお
)
を少し
仰向
(
あおむ
)
けに、
吉祥果
(
きっしょうか
)
の枝を肩に
振掛
(
ふりか
)
け、
裳
(
もすそ
)
をひらりと、片足を軽く挙げて、——いいぐさは
拙
(
つたな
)
いが、
舞
(
まい
)
などしたまう
状
(
さま
)
に
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳