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『虎杖採り』
ふりがな文庫
『
虎杖採り
(
いたどりとり
)
』
閨秀画家の伊藤美代乃女史は、秋田の出身であるが、その女史が小さい時、それは晩春の事であった。某日隣の友達と裏の田圃へ出て、虎杖を採って遊んでいると、どこからともなく六十位の優しそうな老人が来て、 「わしにもおくれ」 と云うので、採っていた虎 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
後退
(
あとすさり
)
態
(
さま
)
畝
(
あぜ
)
喫
(
く
)
顧眄
(
ふりかえ
)
附近
(
まわり
)
容
(
さま
)
後
(
うしろ
)
機械
(
ばね
)
同時
(
いっしょ
)
平生
(
いつも
)
幾何
(
いくら
)
晩春
(
はるさき
)
閨秀
(
けいしゅう
)
直
(
す
)
虎杖
(
いたどり
)
蟇口
(
がまぐち
)
酷
(
ひど
)
曳
(
ひ
)
顫
(
ふる
)
鴉
(
からす
)
田圃
(
たんぼ
)
狐
(
きつね
)
某日
(
あるひ
)
伴
(
つ
)
彼
(
か
)
好奇
(
ものずき
)
坐
(
すわ
)
啼声
(
なきごえ
)
偶人
(
にんぎょう
)