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鞺
ふりがな文庫
“鞺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
どう
57.1%
ど
28.6%
たう
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どう
(逆引き)
巨人の
椎
(
つい
)
を下すや四たび、四たび目に巨人の足は、血を含む泥を
蹴
(
け
)
て、木枯の
天狗
(
てんぐ
)
の杉を倒すが如く、
薊
(
あざみ
)
の花のゆらぐ中に、落雷も
耻
(
は
)
じよとばかり
鞺
(
どう
)
と横たわる。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
鞺(どう)の例文をもっと
(4作品)
見る
ど
(逆引き)
それは延宝七年の春の
二時
(
やつ
)
すぎであった。前は一望さえぎる物もない
藍碧
(
らんぺき
)
の海で、其の海の
彼方
(
かなた
)
から寄せて来る波は、
鞺
(
ど
)
どんと大きな音をして堰堤に衝突とともに、雪のような飛沫をあげていた。
海神に祈る
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
鞺(ど)の例文をもっと
(2作品)
見る
たう
(逆引き)
鞺
(
たう
)
とばかりに投げ出だし、膝にて頸をば圧へ付け
ランボオ詩集≪学校時代の詩≫
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
鞺(たう)の例文をもっと
(1作品)
見る
鞺
部首:⾰
20画
“鞺”を含む語句
鞺鞳
鞺々
槍鞺
鞺鞺
“鞺”のふりがなが多い著者
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
有島武郎
夏目漱石
横光利一
田山花袋
田中貢太郎