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鞺々
ふりがな文庫
“鞺々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
だう/\
28.6%
とうとう
28.6%
たう/\
14.3%
どうどう
14.3%
どう/\
14.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だう/\
(逆引き)
而
(
しか
)
してわが立てる脚下の大溪潭は、まさに是れ數十の
瀬
(
らい
)
、數十の
潭
(
たん
)
を合せたるものと稱すべく、沈々として流れ來りたる碧き水の、忽ち河中の一大奇巖に逢ひて、
鞺々
(
だう/\
)
澎湃
(
はうはい
)
の趣を盡したる
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
鞺々(だう/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
とうとう
(逆引き)
滝壺
(
たきつぼ
)
の
裾
(
すそ
)
の流れの一筋として白絹の帯上げの結び目は、
水沫
(
みなわ
)
の如く奔騰して、そのみなかみの
鞺々
(
とうとう
)
の音を忍ばせ、そこに大小三つほどの水玉模様が
撥
(
は
)
ねて
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
鞺々(とうとう)の例文をもっと
(2作品)
見る
たう/\
(逆引き)
夫の風の
颯々
(
さつ/\
)
たる波の
鞺々
(
たう/\
)
たる、若くは鳥の
嚶々
(
あう/\
)
たる、伐木の丁々たる、奚ぞ詩人が因つて以て其声を擬すべき粉本ならずとせんや。
詩人論
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
鞺々(たう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
どうどう
(逆引き)
町はずれの
隧道
(
とんねる
)
を、
常陸
(
ひたち
)
から入って
磐城
(
いわき
)
に出た。大波小波
鞺々
(
どうどう
)
と打寄する淋しい
浜街道
(
はまかいどう
)
を少し往って、
唯有
(
とあ
)
る
茶店
(
さてん
)
で車を下りた。
奈古曾
(
なこそ
)
の
石碑
(
せきひ
)
の
刷物
(
すりもの
)
、松や貝の化石、画はがきなど売って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
鞺々(どうどう)の例文をもっと
(1作品)
見る
どう/\
(逆引き)
荒浪
(
あらなみ
)
の
鞺々
(
どう/\
)
と
打寄
(
うちよ
)
する
岬
(
みさき
)
の
一端
(
いつたん
)
には、
高
(
たか
)
き
旗竿
(
はたざほ
)
が
立
(
た
)
てられて、
一夜作
(
いちやづく
)
りの
世界
(
せかい
)
※國
(
ばんこく
)
の
旗
(
はた
)
は、
其
(
その
)
竿頭
(
かんとう
)
から
三方
(
さんぽう
)
に
引
(
ひ
)
かれた
綱
(
つな
)
に
結
(
むす
)
ばれて、
翩々
(
へんぺん
)
と
風
(
かぜ
)
に
靡
(
なび
)
く、
其
(
その
)
頂上
(
てつぺん
)
には
我
(
わ
)
が
譽
(
ほまれ
)
ある
日章旗
(
につしようき
)
は
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
鞺々(どう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
鞺
部首:⾰
20画
々
3画
“鞺”で始まる語句
鞺鞳
鞺
鞺鞺
“鞺々”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
押川春浪
山路愛山
吉川英治
岡本かの子
田山花袋