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鞺々
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だう/\
ふりがな文庫
“
鞺々
(
だう/\
)” の例文
而
(
しか
)
してわが立てる脚下の大溪潭は、まさに是れ數十の
瀬
(
らい
)
、數十の
潭
(
たん
)
を合せたるものと稱すべく、沈々として流れ來りたる碧き水の、忽ち河中の一大奇巖に逢ひて、
鞺々
(
だう/\
)
澎湃
(
はうはい
)
の趣を盡したる
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
町はづれの
隧道
(
とんねる
)
を、
常陸
(
ひたち
)
から入つて
磐城
(
いはき
)
に出た。大波小波
鞺々
(
だう/\
)
と打寄する淋しい濱街道を少し往つて、
唯
(
と
)
有る
茶店
(
さてん
)
で車を下りた。
奈古曾
(
なこそ
)
の石碑の刷物、松や貝の化石、畫はがきなど賣つて居る。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
加ふるに絶崖の
罅隙
(
かげき
)
を
穿
(
うが
)
ちて
鞺々
(
だう/\
)
深潭に落下する一小瀑あり。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
鞺
部首:⾰
20画
々
3画
“鞺”で始まる語句
鞺鞳
鞺
鞺鞺