“斛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こく64.7%
ごく23.5%
11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「魏延! 野望を持つもいいが、身の程をはかって持て。一斗のかめへ百こくの水を容れようと考える男があれば、それは馬鹿者だろう」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『諸経要集』に引いた『譬喩経』に富人が穀千ごくを地に埋め、春暖に至り種を取ろうと開いて見れば、穀はなくて手足も頭目もない頑鈍肉様の一虫あるのみ。
富山七之助は次に、三の冷水をブツ掛けられたやうな心持でした。