“一斛”の読み方と例文
読み方割合
いっこく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人をめたような調子ですが、ひどく真実性があります。これを読んでいるうちに、万田龍之助は、背中へ一斛いっこくの冷水をブッかけられたような心持になりました。
大江戸黄金狂 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
農夫一人よめ一人劇しき時に日雇一人にて田一町をたがやす。種一斛いっこくきて穀四十斛ばかりを穫べし。りて米二十斛も有るべし。御年貢諸掛り五斛ばかりを納めて、残り十五斛ばかりも有るべし。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)