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斛
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ごく
ふりがな文庫
“
斛
(
ごく
)” の例文
『諸経要集』に引いた『譬喩経』に富人が穀千
斛
(
ごく
)
を地に埋め、春暖に至り種を取ろうと開いて見れば、穀はなくて手足も頭目もない頑鈍肉様の一虫あるのみ。
十二支考:06 羊に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「それは
易々
(
やすやす
)
とできましょう。ただし、先にご当家から呂布へ与えると約束した兵糧五万
斛
(
ごく
)
、金銀一万両、馬、
緞子
(
どんす
)
などの品々を、きれいにくれてやる必要がありますが」
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その時田畔の鼠穴を掘ると夥しく稲を
蔵
(
かく
)
しあった。そこで人々鼠穴を窮め、五、七
斛
(
ごく
)
を獲る者あり、相伝えてこれを劫鼠倉といい、飢民皆出て鼠穴に食を求め済活甚だ多し(『類函』四三二)。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
玄徳が、任地へおもむく時には、兵三千と糧米一万
斛
(
ごく
)
を贈り
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
米四十四
万
(
まん
)
斛
(
ごく
)
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
斛
漢検1級
部首:⽃
11画
“斛”を含む語句
木斛
百斛
万斛
石斛
一斛
何斛
萬斛
万斛簁
五斛納釜
倒斛斗
幾万斛
斛余
斛斗
明珠百斛
逆斛斗