“鯔”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぼら87.0%
いな13.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鯔”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 日本史 > 関東地方50.0%
文学 > 日本文学 > 漢詩文 日本漢文学25.0%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語3.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
織田軍の船手方、九鬼家の家臣といえば、みな潮焦しおやけのした顔にぼらのような眼を持って、歯ばかり白いさむらいばかり多い。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これから次第に秋深み、黒鯛の当歳子とぼらの釣季に入れば、銀座の石畳の道を彷彿とさせて壮観であるそうだ。
姫柚子の讃 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
「マア一口……。」と言って、初手しょてに甘ッたるい屠蘇とそを飲まされた。それから黒塗りの膳が運ばれた。膳には仕出し屋から取ったらしい赤い刺身や椀や、いなの塩焼きなどがならべてあった。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
そして彼は、これから大漁が続くと予言しながら、漁の少い夏場だけやって来る旅客をけなし、遅くまで居残ってる私をほめ、第一これからは、川に群れてるいなにも脂がのってくる、鯔の食える季節は、山に初茸の出る時期の間だけだと、そんなことを話してきかした。
初秋海浜記 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)