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『初秋海浜記』
ふりがな文庫
『
初秋海浜記
(
しょしゅうかいひんき
)
』
仕事をするつもりで九十九里の海岸に来て、沼や川や磯を毎日飛び廻ってるうちに、頭が潮風にふやけてしまって、仕事はなかなかはかどらず、さりとて東京へ帰る気もしないで、一日一日をぼんやり過してるうちに、もういつしか初秋になっていた。 潮風に頭のふ …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
海面
(
うみずら
)
盲
(
めし
)
鯔
(
いな
)
夢現
(
ゆめうつつ
)
投網
(
とあみ
)
魚
(
さかな
)