“鯔背”の読み方と例文
読み方割合
いなせ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしろに腰を掛けて居りました鯔背いなせの男、木綿の小弁慶こべんけい単衣ひとえもの広袖ひろそで半纏はんてんをはおって居る、年三十五六の色の浅黒い気の利いた男でございます。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
小鰭の鮨売といえば、そのころは鯔背いなせの筆頭。
顎十郎捕物帳:22 小鰭の鮨 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)