“釣客”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうかく50.0%
ちょうきゃく25.0%
つりし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三時過ぎ、うちに帰りけるが、後に聞く所によれば、此日、市ヶ谷見付へん濠渠ほりも、おびただしき釣客ちょうかくなりしとぞ。
東京市騒擾中の釣 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)
当主、忠良伯も名うての釣客ちょうきゃくである。武家出の家族二百八十家のうち、いま東京に住まいを持たぬのは、この酒井伯がただ一軒であると思う。
姫柚子の讃 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
鮒ほど餌つきの良い魚は無いですから、誰が釣ツても上手下手無く、大抵の釣客つりしは、鮒か沙魚はぜで、手ほどきをやるです。
元日の釣 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)