釣客ちょうきゃく)” の例文
当主、忠良伯も名うての釣客ちょうきゃくである。武家出の家族二百八十家のうち、いま東京に住まいを持たぬのは、この酒井伯がただ一軒であると思う。
姫柚子の讃 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)