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颪
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オロシ
ふりがな文庫
“
颪
(
オロシ
)” の例文
何處からか吹きこんだ朝山
颪
(
オロシ
)
に、御
燈
(
アカシ
)
が消えたのである。
當麻語部
(
タギマカタリ
)
の姥も、薄闇に蹲つて居るのであらう。姫は再、この老女の事を忘れてゐた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
何處からか吹きこんだ朝山
颪
(
オロシ
)
に、御
燈
(
アカシ
)
が消えたのである。
當麻語部
(
タギマカタリ
)
の姥も、薄闇に蹲つて居るのであらう。姫は再、この老女の事を忘れてゐた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
何処
(
ドコ
)
からか吹きこんだ朝山
颪
(
オロシ
)
に、
御灯
(
ミアカシ
)
が消えたのである。
当麻語部
(
タギマカタリ
)
の姥も、薄闇に
蹲
(
ウヅクマ
)
つて居るのであらう。姫は
再
(
フタタビ
)
、この老女の事を忘れてゐた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
山
颪
(
オロシ
)
に吹き
暴
(
サラ
)
されて、荒草深い山裾の斜面に、
萬法藏院
(
マンホフザウヰン
)
の細々とした
御燈
(
ミアカシ
)
の、煽られて居たのに見馴れた人たちは、この幸福な
轉變
(
テンペン
)
に、目を睜つて居るだらう。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
山
颪
(
オロシ
)
に吹き
暴
(
サラ
)
されて、荒草深い山裾の斜面に、
萬法藏院
(
マンホフザウヰン
)
の細々とした
御燈
(
ミアカシ
)
の、煽られて居たのに目馴れた人たちは、この幸福な
轉變
(
テンペン
)
に、目を睜つて居るだらう。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“颪”の解説
颪(おろし)とは、冬季に山や丘から吹き下ろしてくる風の呼称である(山颪)。
(出典:Wikipedia)
颪
漢検1級
部首:⾵
12画
“颪”を含む語句
山颪
一時颪
筑波颪
赤城颪
四明颪
伊吹颪
比叡颪
木颪
胆吹颪
秩父颪
男体颪
日金颪
白根颪
白河颪
石山颪
薩摩颪
那須颪
金剛颪
金峰山颪
金峰颪
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