“当麻語部”のいろいろな読み方と例文
旧字:當麻語部
読み方割合
たぎまかたり28.6%
たぎまのかたり14.3%
たぎまのかたりべ14.3%
タギマカタリ14.3%
タギマノカタリ14.3%
タギマノカタリベ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何処からか吹きこんだ朝山颪(おろし)に、御灯(みあかし)が消えたのである。当麻語部(たぎまかたり)の姥(うば)も、薄闇に蹲(うずくま)って居るのであろう。姫は再、この老女の事を忘れていた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
荒々しい声と一しょに、立って、表戸と直角(かね)になった草壁の蔀戸(しとみど)をつきあげたのは、当麻語部(たぎまのかたり)の媼(おむな)である。北側に当るらしい其外側は、牕(まど)を圧するばかり、篠竹(しのだけ)が繁って居た。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
当麻語部(たぎまのかたりべ)の嫗(おむな)なども、都の上﨟(じょうろう)の、もの疑いせぬ清い心に、知る限りの事を語りかけようとした。だが、忽(たちまち)違った氏の語部なるが故に、追い退(の)けられたのであった。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
何処(ドコ)からか吹きこんだ朝山颪(オロシ)に、御灯(ミアカシ)が消えたのである。当麻語部(タギマカタリ)の姥も、薄闇に蹲(ウヅクマ)つて居るのであらう。姫は再(フタタビ)、この老女の事を忘れてゐた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
荒々しい声と一しよに、立つて、表戸と直角(カネ)になつた草壁の蔀戸(シトミド)をつきあげたのは、当麻語部(タギマノカタリ)の媼(オムナ)である。北側に当るらしい其外側は、牕(マド)を圧するばかり、篠竹が繁つて居た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
当麻語部(タギマノカタリベ)の嫗なども、都の上﨟(ジヤウラフ)の、もの疑ひせぬ清い心に、知る限りの事を語りかけようとした。だが、忽(タチマチ)違つた氏の語部なるが故に、追ひ退(ノ)けられたのであつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)