“直角”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちよくかく33.3%
カネ25.0%
かね16.7%
ちよつかく16.7%
ちょっかく8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで一切(さい)の草木(さうもく)は土(つち)と直角(ちよくかく)の度(ど)を保(たも)つて居(ゐ)る、冬季(とうき)の間(あひだ)は土(つち)と平行(へいかう)することを好(この)んで居(ゐ)た人(ひと)も鐵(てつ)の針(はり)が磁石(じしやく)に吸(す)はれる如(ごと)く土(つち)に直立(ちよくりつ)して各自(てんで)に手(て)に農具(のうぐ)を執(と)る。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
荒々しい聲と一しよに、立つて、表戸と直角(カネ)になつた草壁の蔀戸(シトミド)をつきあげたのは、當麻語部(タギマノカタリ)の媼(オムナ)である。北側に當るらしい其外側は、牕を壓するばかり、篠竹が繁つて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)
荒々しい声と一しよに、立つて表戸と直角(かね)になつた草壁の蔀戸(しとみど)をつきあげたのは、当麻語部(たぎまかたり)の嫗(おむな)である。北側に当るらしい其外側は、牕を圧するばかり、篠竹が繁つて居た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
これは支那(しな)の『戈(か)』といふ武器(ぶき)と同(おな)じように、劍(つるぎ)の頭(かしら)を柄(つか)に直角(ちよつかく)に横(よこ)にくっつけて使(つか)つたものと思(おも)はれるのであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
壁と云うと鏝(こて)の力で塗り固めたような心持がするが、この壁は普通の泥(どろ)が天日(てんぴ)で干上(ひあが)ったものである。ただ大地と直角(ちょっかく)にでき上っている所だけが泥でなくって壁に似ている。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)